昭和37年創業。
岡山市表町商店街の歴史と共に
魚のことなら「魚のみやわき」
鮮度と目利きで顧客との信頼を
築いてまいりました。
先々代の創業から六十年余り、地元岡山最大の表町商店街の中で魚の卸売業を続けてまいりました。
法人設立から移転を経て、テナント出店させていただいた時期もございました。地元の飲食店様、御宿泊業の料理長から絶大な信頼を寄せていただき、魚のことなら「魚のみやわき」に、旬の魚介の仕入れや活魚の調達、下処理や様々な調理のご要望にお応えしてまいりました。
和洋中、割烹・フレンチ・イタリアンレストランから寿司店、大衆居酒屋まで、実に幅広い飲食店様に、魚1尾からトロ箱一杯まで、細やかなニーズに対応させていただいております。
これまで来れたのはお客様のお陰でございます。そんな宮脇商店の歩みをご紹介させていただきます
ブランドストーリー
Brand Story
魚一筋60余年、地元飲食店の料理長御用達
岡山市最大の商店街「表町商店街」は、今からおよそ400年前、岡山に進出した宇喜多氏が岡山城の築城の頃にまちづくりを始め、備中福岡(現在の岡山県瀬戸内市)から商人を呼び寄せたことが起源とされています。城下町として中四国有数の町として賑わいました。商人の町として栄え「上之町」「中之町」「紙屋町」「西大寺町」などの町名がつけられました。明治36年「表八ヵ町」の名称が命名され、上方で流行していた大売出しや大誓文払いを岡山でやってみようと8つの町で結成された「振興会(表町商店街連盟)」が総称とされました。 明治45年から昭和初期には映画館が次々に開館し、それに伴い飲食店も軒を連ねるようになり「千日前」界隈が娯楽街へと賑わいを持つようになりました。昭和に入り、天満屋の開業、岡山空襲による壊滅的な被災、そこからのヤミ市の台頭と商店街としての復興を経て、天満屋バスステーションの完成、昭和32年アーケードの整備により、商店街としての役割が大きくなってっほvhgきた頃、先々代 宮脇俊廣が表町(旧荒神町)にて創業しました。
魚介の卸売業として
Seafood wholesale
「うまいものしか売るな」創業者の思いを受け継いで。
創業者の宮脇俊廣は、昭和37年に岡山市荒神町で魚介の卸売業として創業しました。その頃から増え出していた飲食店の注文に応じて、卸売市場から魚を仕入れて卸すことを生業としていました。好景気と新幹線開通による出店ラッシュの波に乗り、法人化して現在の時に移転。天満屋倉敷店、三越倉敷店などに店舗を構えて岡山の皆様に魚を中心としたお惣菜の店として親しんでいただきました。その後百貨店の閉店に伴い、惣菜部門は縮小し、飲食店への卸売業へと舵を切っていきました。
若い人にも「魚の美味しさ」をお届けしたい
岡山は、瀬戸内の温暖な気候に恵まれ、瀬戸内海の穏やかな海の恩恵をたくさん受けています。備前岡山で長年親しまれてきた魚を、若い人たちにもお届けしたいとの思いから、ギフトブランド「吉備津家」お取り寄せブランド「KIBITSUYA kitchen」を立ち上げました。「鰆(さわら)」や「真鯛」「牡蠣」「穴子」「真だこ」といった瀬戸内を中心とした名産を是非ご賞味ください。
ギフトブランド「吉備津家」
Gift Brand KIBITSUYA
ギフトブランド「吉備津家」立ち上げ
弊社の強みは、旬の新鮮な魚介を西日本から目利きとして仕入れることができること。飲食店やホテルの料理長の絶大な指示を得て、あらゆる料理やシーン、ご予算に応じたランクやサイズの魚介を仕入れ調理をしてご提供させていただいております。
その強みを生かして一般のお客様にもご提供したいとの思いから作り上げたのがギフトブランド「吉備津家」でございます。
旬の魚介・鮮魚の詰め合わせ、最も美味しい時期の魚介を厚みのある切り身にしたセット、鍋物のセット、ばら寿司のセットなど、大変ご好評いただいております。
今や貴重品となった国産の焼きあなごやに穴子なども、頭付きでご提供させていただいており、毎年ご贔屓にしていただいたいるお客様も多数いらっしゃいます。
お取り寄せブランド設立
KIBITSUYA kitchen
60周年記念 KIBITSUYA kitchen 若い世代の方にも魚料理をもっと身近に。
魚料理の美味しさをもっと身近に。「魚のみやわき」で培った国内産の新鮮な魚介の仕入れ力や目利き力と、「吉備津家」で養った魚介の美味しさを職人の調理法を掛け合わせた、宮脇商店の職人の厨房から魚介の惣菜をお届けするブランド「KIBITSUYA kitchen」を立ち上げました。冷凍×真空技術で、出来立ての美味しさをそのままに、下処理の終わった素材や特製スープなどを詰め合わせ、お召し上がりいただく直前に加熱していただくだけの簡単調理で専門店の味がご家庭で楽しんでいただけるセットになっています。
三枚おろしや刺身調理で出た真鯛のアラを有効活用してフードロス削減に。
瀬戸内で年間を通じて安定した水揚げ高を誇る真鯛は、刺身や切り身、惣菜にご要望が多く、弊社でも年間0トンもの真鯛を取り扱っています。ところがこのうち00%をアラとして廃棄していました。あら煮として提供するには量が多すぎて困っていたところ、この真鯛のアラから取ったスープが大変旨味が強いことがわかり、なんとか商品化できなかと試行錯誤していました。臭みや雑味などを抑えて味を安定化することに成功し、誕生したのが「日本の恵み 贅沢ブイヤベース」です。元々、地中海の漁師の鍋料理として親しまれてきたものを、真鯛のあらから煮出した特製スープと瀬戸内を中心とした国産の魚介で、贅沢な西洋風鍋仕立てにしました。鍋を味わった後には、ご飯やパスタを加えれば、真鯛や魚介の旨味を最後まで堪能していただける逸品となっております。
沿革
昭和37年6月 | 先々代 宮脇俊廣が岡山県岡山市表町(旧荒神町)にて創業。 |
昭和38年11月 | 同地にて「株式会社宮脇生魚店」として法人設立。 |
昭和47年8月 | 現本店でもある岡山県岡山市表町三丁目12番11号に移転。 同時に、「株式会社宮脇商店」と社名変更を行なう。 銀ビル岡山店に、テナント出店。天満屋倉敷店に、テナント出店。 三越倉敷店に、テナント出店。 一流店への出店が相次ぎ、すっかりお客様にお馴染みの社名となりました。 |
平成7年10月 | 宮脇徹 代表取締役に就任。 |
平成21年4月 | 岡山市が政令指定都市になったため、 本社住所を岡山県岡山市北区表町三丁目12番11号に変更。 ギフトブランド『吉備津家』を立ち上げる。 |
令和3年5月 | 宮脇由恵 代表取締役に就任。 |
令和4年6月 | 創業60周年記念。 |
令和4年9月 | お取り寄せブランド『吉備津家』を立ち上げる。 |
商品や仕入れのことなど、ご相談はお気軽に
Tel. 086-233-6181
受付時間10:00〜17:00(日・祝日定休)